とっても迷いましたが…
こんばんは、おいきむちです。
ブログにするかどうかを悩みましたが、書くことにしました。
後悔したり、事情が変わったら削除します。
昨日(日曜日)のことです。
市内の公園で、会社の人たちとBBQをしました。
普段一緒に働く人も、岐阜や三重にいてなかなか会えない人も、社員の奥様やお子さまも参加する、賑やかで少々大人数の会です。
ちょうど先日少し調子悪かったので悩みましたが、普段会えない人に会えるということと、夫も一緒なので安心という気持ちになり、参加を決めました。
開始は12時でしたが、うちは車を出すことが出来たので、買い出し班に任命していただき9時過ぎに現地へ到着しました。
私は荷物を持てないのでお留守番。
一年目の子が2人、夫と一緒に買い出しへ行きました。
準備に携わるメンバーや、BBQ好きの人が、11時前くらいから集まり始めました。
みんなとワイワイしながら、のんびり準備。
妊娠報告できていなかった子にも話せて、楽しく過ごしていました。
何人か遅れている人もいましたが、12時には40人くらいが集まりました。
みんなで乾杯し、会が始まりました。
始まって15分くらいのことでした。
私が、同僚の女の子とお話をしていると、突然後方でドーンと大きな音が鳴りました。
反射的に音の方を見ると、大人の大きさの倍近い高さの火が目に入りました。
私のいたところからは、5mくらい離れたところでした。
そのとき、職場の男性が髪に火がついたまま走っていくのが見えて、すぐに火は消えていましたが、気づくと走って近づいていました。
(本当は妊婦は走っちゃいけないんですが…)
その男性が、意識がはっきりしていることを確認し、他の数名の社員も近くにいたので、火元の方に目を向けました。
すると、そこにもう一人囲まれている人がいました。
それは、私の夫でした。
髪はこげて、顔は赤黒く、腕は大きく皮がめくれ、足も真っ赤になっていました。
夫は、立って歩いて水場に向かうことが出来ましたが、私はかなりショックでした。
今思い出しても涙が出そうになります…
救急へ連絡し、すぐに救急車が来てくれました。
そして、爆発なので、「火事の扱い」になるとのことで、警察の方もいらっしゃいました。
救急車を追って病院に向かい、実際には道路交通法を守るためすぐに救急車を見失ってしまい、ナビを頼りに向かいました。
病院に到着し、もう一人の付き添いの人と一緒に、処置が終わるのを待ちました。
○13時40分頃 病院着
○14時10分頃 一度面会できる(10分間程)
○15時頃 HCUの病棟へ移動
→面会より前に、警察と消防の方へ事情の説明
○15時30分頃 やっと面会できる。そして、入院についての説明を受ける。
という感じで、実際には警察の方と話していると、病院の方が見えて状況の説明、その後消防の方と話して、それが終わったら警察の方と話して…
みたいに、あっちいったりこっちいったりでした。
結論から言うと、夫は爆発に巻き込まれたことによる『爆症(ばくしょう)』になっているそうです。
火傷の程度は2度?くらいで、神経までは届いていない。
広い範囲に火傷しているので、生活が少し困難かも。
実際に、腕から指先、膝上から足先まで包帯でぐるぐるでした。
一番怖かった、喉のやけどは今のところ大丈夫だそうです。
喉を煙や炎が通ってしまうと、喉が炎症を起こして腫れて、呼吸困難になることもあるとか。
明日改めて検査してもらえるそうですが、今のところ命に別状はないそうです。
爆発の原因は、段ボールとカセットコンロの自家製燻製マシーンでした。
熱の逃げ場が少なく、一度小さく爆発音がしたそうです。
それに夫と、もう一人の男性が気付き、危ないと思い近付いた瞬間に大きな爆発が起きたのだとか。
起こったことは仕方ないですし、二人とも命に別状はない。
周囲に大きな迷惑をかけることもなく、諸々片付いたそうです。
ただ、私は生きた心地がしなかった。
夫がいなくなったら、生きていけないと思いました。
痛いのも、しんどいのも、代わってあげたかった。
夫がしんどいのに、手足も顔も痛いので、寄り添いひっつくこともできない。
夫の体温を感じることもできない。
とても悲しく、辛いと思いました。
大袈裟かもしれません。
でも、私とって、世界一の大切な夫。
いつ、退院できるか分かりません。
早く帰って来て欲しいとも思う。
でも、家にいなくて寂しいけど、病院の方が、夫が痛みを感じにくかったり、過ごしやすいのならば、無理に急いで退院しなくていい。
少し遠くても、私が病院に行けば会える。
とにかく、一日でも一分でも早く、しんどさが減って欲しい。
治療中。
夫は痛く辛いはずなのに、私のことを気遣ってくれる。
先生が途中でいらっしゃって、「奥様が妊娠してるので、不安を減らしたいので意識はあると伝えてほしいとおっしゃってます」と伝えて下さった。
本当に優しい夫。
早く元気になって、家に戻ってきてますように。
※9/12誤字を修正しました。